バター中の脂肪酸
特別な前処理をせずに、評価できます
脂肪酸(ステアリン酸・オレイン酸・リノール酸・リノレン酸・パルミチン酸・ミリスチン酸など)は、長鎖炭化水素の1価カルボン酸であり、最近、医薬・バイオ・食品などの分野で注目されており、その定性・定量評価は、重要になってきています。今回、キャピラリ―電気泳動装置(CE) を用いて脂肪酸類の分析を試みました。他分析方法のように誘導体化など前処理を行うことなく、サンプル量も少なくてすみ(~百数十μl)、希釈調製のみで容易に分離可能でした。
図1 バター(20g/L)のエレクトロフェログラム
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キャピラリ電気泳動システム Agilent 7100 |