清涼飲料中の甘味成分
「甘味」を評価できます
図1にアスパルテーム、アセスルファムカリウムの構造式を示します。それらの化合物は、紫外吸収があり電荷を持っているためフリーゾーン電気泳動の分離モードで分析できることがわかります。
図2に清涼飲料水C、M、Pの3種類を蒸留水で50倍希釈して測定した結果を示します。その結果、全サンプルともアスパルテーム、アセスルファムカリウムが検出されました。 清涼飲料水Pの人工甘味料の濃度は、他のそれより多くなっています。これは、人が感じる甘味の比較と良く一致しています。
図1 アスパルテーム(1)とアセスルファムカリウム(2)の構造式
図2 各清涼飲料水の測定結果、ピーク(1):アスパルテーム、ピーク(2):アセスルファムK
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