分子量によるタンパク質の分離
分子量の違いを評価できます
タンパク質を分離する方法にSDS(Sodium dodecyl sulfate)-ポリアクリルアミドゲル電気泳動(SDS-PAGE)があります。これは、目的タンパク質の高次構造を変性して分子量の違いにより分離する手法で、分子量や不純物の確認がおこなえるため幅広く使用されています。 近年、高分子溶液でもゲルのような分子篩効果が得られています。キャピラリー電気泳動は、中空キャピラリーを用いるため高分子溶液を用いた分子篩効果で分離します。今回、分子量1400~98000のタンパク質を用いて測定をおこないました。
図1 分子量の異なるタンパク質の分離
①14kD ②20kD ③30kD ④42kD ⑤66kD ⑥98kD
図2 検出時間の逆数とLogMwのプロット
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