光色(色度/相関色温度/演色性)
照明にLEDが使われるようになり、照明の色にも関心が持たれるようになってきました。LEDは様々な色を作り出すことができる一方、同じように作っても光色が異なる場合があります。これはLEDの構造上、避けるのが難しいことです。その対策として品質を管理、選別するために分光器を使ってLEDやLED照明の色を評価することが一般的になってきました。
図1はLEDやLED照明などの光源の色を評価するために積分半球や積分球を用いた様子を表したものです。光源を積分半球の中に入れて光が漏れないようにした環境で全ての光を足し合わせ、それを光源の代表色として取り扱います。図2は光源の色をxyの色度座標で表したグラフです。光源の色を表す方法として色度以外にも相関色温度Tcpや演色性(平均演色評価数Ra 、特殊演色評価数R1~15 )があります。
図1 光源の色測定を行うための積分半球および積分球
図2 光源の色を測定した結果 xy色度座標図
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