【応用】 ゼータ電位の測定データいろいろ
4.非水溶媒中におけるゼータ電位測定
非水溶媒(特に低誘電率溶媒)中でのゼータ電位測定では、水溶媒での測定に比べて、印加電圧、セル内部の温度均一性、セル材質・構造などが問題になります。そこで、低誘電率溶媒専用セルを用いることにより安定性よく測定することができます。
ここで、アルミナ-シクロヘキサン-AOT系における分散剤効果を測定しました。AOT添加濃度に対してゼータ電位(移動度からHukelの式より計算)をプロットすると、AOT添加濃度によってゼータ電位が変化しており、10mM添加した時にもっともゼータ電位が大きく、分散状態が良いことがわかります。
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