光学設計のための配光測定
ファーフィールド/ニアフィールド
4.配光の測定方法
■ 配光測定
ファーフィールド配光、ニアフィールド配光のどちらにおいてもその配光を知るためには専用の計測装置で評価する必要があります。
■ ファーフィールド配光の測定
ファーフィールド配光の測定は、図にあるように光源から十分に距離を離したところにセンサーを置いて光源を回転させながら測定することで得られます。
一般的に取り扱うデータ形式としては”IES”フォーマットと呼ばれる形式があり、この形式でデータのやりとりがなされます。
■ ニアフィールド配光の測定
ニアフィールド配光の測定は、光源に比較的近い位置にカメラをセットして発光部をエリアで捉えます。その状態から角度を変えて測定します。これによって光源の微小エリア毎の配光が取得できます。
測定データは、それぞれの光学シミュレーションソフトで取り扱い可能な光線データ形式に変換し、それらソフトで解析を行います。
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